Kii株式会社は、KiiのIoTクラウドプラットフォームがヤフー株式会社が提供するIoT製品やWEBサービスを組み合わせて新しい機能を生み出せるスマートフォン用アプリ「myThings」に連携した事を発表した。
「myThing」の開発者向けチャンネルに、IoTクラウドプラットフォームとして初めて、Kiiチャネルが新しく追加された。これによりKiiのIoTクラウドプラットフォームを他のIoT製品やWEBサービスと容易に組み合わせられるようになり、開発者が作ったデバイスを、「myThings」と連携させることができるようになるという。例えば「『Yahoo!防災速報』で地震情報が通知されたら、警告ランプを光らせる」「温度センサーで温度が高くなったら、メールを送信する」といったことが可能になる。
これまで複数事業者のAPIを組み合わせるには、組み合わせごとに連携の開発をする必要があった。Kiiを「myThings」に対応させることで、「myThings」に対応済みのIoT製品やWEBサービスとの連携が容易になり、ハードウェアの開発に専念することができるようになる。
<myThingsとは>
「myThings」は、IoT製品やWEBサービスの機能を組み合わせて、単体の製品やサービスではできない新しい使い方を、ユーザー自身が生み出せるスマートフォンアプリ。アプリは、さまざまなIoT製品やWEBサービスと連携しており、「外出する際に玄関を閉めたら、消し忘れた家の電気を消す」「動画共有サイトで好みの動画が公開されたら通知する」など、日常生活を便利にする使い方を実現する。
<KiiのIoTクラウドプラットフォーム とは>
IoT機器で必要となるサーバ側の仕組みを、クラウドで提供するサービス。サーバ側の開発がほとんど無くなり、サーバ構築や運用が不要となるので、期間や費用、初期投資のリスクを大幅に削減できる。クラウド側で認証、ユーザ管理、モノ管理、データ管理、分析等様々な機能が揃っている。
Kii Cloudの特徴として、日本以外にも、中国、南アジア、北米へサーバを展開している点が挙げられる。中国国内にクラウドサーバを持つことによって、グレートファイアウォールの影響を受けずに活用することができ、その結果、中国国内でのサービス提供を実現できる他、中国国外においても同じ環境を提供することが可能。
【関連リンク】
・Kii
・ヤフー(Yahoo)
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