この記事はNVIDIAのブログ記事で発表された内容である。
AIエコシステムが世界中で拡大し続けている中、NVIDIAは、スタートアップ企業への投資ポートフォリオを拡大し、この1年で3カ国の6社を追加した。
今後の成長のための資金提供に加えて、NVIDIAは、先進的なグローバルAIコンピューティング企業として、アドバイスと見通しをスタートアップ企業に提供するという。これは、技術指導、共同マーケティング、戦略的方針などの形式を取ることがある。
NVIDIAの新しい投資先には、以下の企業が含まれる。
- ABEJA – 東京を本拠地とする、AI 支援によるリテール アナリティクス システムに注力しているスタートアップ
- Datalogue – コーネル大学で開発されたニューヨークの AI データマイニング プラットフォーム
- Optimus Ride – 完全自律走行車を開発している MIT のスピンオフ
- SoundHound – 音声対応の AI ソリューションを構築しているシリコンバレーのスタートアップ
- TempoQuest — コロラド州ボルダーを本拠地とする、GPU アクセラレーションを利用して天気予報を提供しているスタートアップ
- Zebra Medical – イスラエルを本拠地とする、医療画像を読み取るために AI を活用しているスタートアップ
また、NVIDIAは先月、MapDに対して3回目の投資を行った。この企業は、大規模なデータベースに対してクエリを実行するためにGPUを利用している。さらに NVIDIAは、最近投資を行った7社目となるAIスタートアップをサンノゼで来月開催されるGPUテクノロジ カンファレンス(GTC)で発表する予定としている。
公開されているGPUベンチャーポートフォリオ内のすべての投資先を確認するには、NVIDIAのWebページを参照。
NVIDIAはAIエコシステムに幅広く関与しており、投資ポートフォリオはその一要素にすぎない。設立されてからまだ1年経っていないNVIDIA のInception Programは拡大しており、世界中から約1,300社のスタートアップが参加している。NVIDIAは、テクノロジー、専門家、グローバルマーケティングプラットフォームへのアクセスを提供する社内チームと共に、このプログラムをサポートしている。
NVIDIAは先週、CEOであるジェンスン・フアン (Jensen Huang) に加えて、Fidelity Investments、Goldman Sachs、SoftBank、Microsoft、Coatueで構成されるパネルが審査を行うコンペに、特に将来有望なスタートアップ企業14社を招待した。5月10日にGTCで開催される授賞式では、6社の受賞者に合計150万ドルが授与されるという。
また、NVIDIAは、世界の主要なベンチャー キャピタルファンド向けに、一連のカンファレンスと非公開イベントを世界中で開催し、そこでスタートアップを紹介し、AIとデータアナリティクスの未来について議論している。次回は、5月10日にGTCで開催される。
提供:NVIDIA
【関連リンク】
・エヌビディア(NVIDIA)
・アベジャ(ABEJA)
・Datalogue
・OPTIMUS RIDE
・サウンドハウンド(SoundHound)
・TempoQuest
・Zebra Medical
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