ぷらっとホーム株式会社は本日5月29日、計測制御や産業機械の総合商社である英和株式会社と協力のもと、産業分野向けのIoTソシューションの拡充を行う事を発表した。
英和はぷらっとホームの協業プログラム「IoTセンサー・デバイスパートナープログラム」の商社向けプログラムへ参加しており、ぷらっとホームが提供するIoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT Family」が、modbusプロトコルに標準対応(※)した事により、英和が扱う産業向けセンサーや、マルチ・データボックス(株式会社デジタルの製品)をはじめ、産業機器やPLCなどからデータ収集が容易に実現可能となった。
これに伴い今後、英和とぷらっとホームは産業現場における課題を解決する様々なIoTソリューションの提供を行っていくと共に、産業分野のIoT市場開拓を含めた協業活動を、英和と共に推進していくとしている。
今後提供予定のIoTソリューション例は以下の通り。
- 設備診断IoTソリューション
主な導入効果
監視:設備/機器状態監視により、リアルタイム状態監視が行える。
収集:データ収集により、故障予兆が行える。
分析:異常箇所のデータによる傾向管理が行え、分析/解析が行える。 - 予知保全ソリューション
主な導入効果
監視:設備/機器状態監視により、リアルタイムの状態監視が行える。
収集:データ収集により、予知モデルの作成が行える。
分析:AI分析/解析により予知保全が行える。
IoTシステムにおいては、顧客の目的に応じた様々な「センサー」や「デバイス」が用いられるが、これらの機器は通常「IoTゲートウェイ」とよばれる中継装置を経由してIoTシステムに接続される。近年、IoT市場の拡大により、IoT機器は飛躍的に増加しているが、システムの最も基本となる「センサー」や「デバイス」と「IoTゲートウェイ」のスムーズな接続と通信の確立なしにはIoTシステムは成立しないため、IoTシステムにおいてこうした各種デバイスとIoTゲートウェイ間のコネクティビティは重要性を増している。
「IoTセンサー・デバイス パートナープログラム」はIoTシステム構築で不可欠となる「センサー」や「デバイス」と、「IoTゲートウェイ」の連携を強化することにより、IoTシステムのスムーズで安定性の高い構築を実現し、顧客への価値向上とIoT市場の拡大を目指したぷらっとホームと各参加企業の相互協力による協業プログラム。
「IoTセンサー・デバイスパートナープログラム」参加企業は以下の通り。
- アルプス電気株式会社
- オプテックス株式会社
- 富士通コンポーネント株式会社
- ユニ電子株式会社
- アイテック株式会社
- スター精密株式会社
- ラトックシステム株式会社
- ローム株式会社
- 英和株式会社 (※IoTセンサー・デバイス ビジネスパートナー)
※OpenBlocks IoT Familyのファームウェアver2.1.0以上で標準対応。
【関連リンク】
・ぷらっとホーム(Plat’Home)
・英和(EIWA)
・IoTセンサー・デバイスプログラム
・アルプス電気(ALPS)
・オプテックス(OPTEX)
・富士通コンポーネント(FUJITSU COMPONENT)
・ユニ電子(UNI-ELECTRONICS)
・アイテック(ITEC)
・スター精密(STAR MICRONICS)
・ラトックシステム(RATOC Systems)
・ローム(ROHM)
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。