アビックス株式会社は、商業施設・店舗において、様々なデバイスとメディアをつなぐデジタルサイネージプラットフォーム「MiRAi PORT(ミライポート)」をリリースした。
「MiRAi PORT」は、デバイスと顧客体験に合わせた店舗運用・マーケティングをサポートするプラットフォームだ。
具体的には、配信システム 「DiSiCLOUD(ディージークラウド)」、Ai サイネージソリューション「Aiインサイト」「Aiアシスタント」、SNS連携サービス「PUSUMERU(ポスメル)」、センシング(赤外線・IoTセンサー)連携「CO2 Signage」「空きナビサイネージ」、タッチパネルサイネージ(フロアマップ・多言語連携)といったサービスを提供する。

配信システム 「DiSiCLOUD」では、ユーザが所有するPCからブラウザを使用し、映像へのテキスト入力やスケジューリングを行う。各放映ビジョンに接続されているセットトップボックス(STB)へネットワーク送信が可能で、様々なメディア、デバイスとも連携することができる。

Ai サイネージソリューションの「Aiインサイト」では、店舗や施設におけるAI活用を、コンサルティングから構築、運用から成果の創出までを支援する。
「Aiアシスタント」は、店舗や施設などリアル空間での様々な問い合わせに対応、自動回答するAIサービスだ。

会話内容、商品棚データ、顧客データ、デジタルサイネージなどと連携することで、業務に合わせた活用支援が可能だ。
SNS連携サービス「POSUMERU」は、SNSの投稿をデジタルサイネージに自動で表示するサービスだ。Instagram・Twitter・facebookに対応しているため、現在運用中のSNSと紐づけを行うことで運用を開始することができる。

動画とSNS画面の切り替えは設定することが可能で、画面分割で静止画とテキストを同時に表示することも可能だ。
「CO2 Signage」は、CO2センサで取得した空気の換気状況をデジタルサイネージで伝えるサービスだ。
「空きナビサイネージ」は、トイレに設置されたIoTセンサと連携し、サイネージに空き状況を可視化する。センサの設置工事は不要で、太陽電池のため、電池交換なども不要だ。

タッチパネルサイネージは、設置、コンテンツ制作、フロアマップ生成まで対応可能だ。

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