サイエンスアーツとグローリー、ライブコミュニケーションアプリ「Buddycom」と顔認証システムを連携

株式会社サイエンスアーツとグローリー株式会社は、サイエンスアーツが提供する、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」と、グローリーの顔認証システム「来訪者検知システム」が連携したことを発表した。また、両サービスを株式会社マルハンに導入した。

Buddycomは、インターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を利用して、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人との同時コミュニケーションを可能にするサービスである。音声、テキストチャット、動画、位置情報に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能だ。

一方の来訪者検知システムは、2003年に開発して以来、スーパーマーケットやドラッグストア、病院、介護施設、書店など、1,000カ所以上で稼働しており、安全性と利便性を両立する技術として、防犯や見守りなどのセキュリティー対策に加え、本人確認を必要とするさまざまな用途で活用されている。

今回マルハンでは、Buddycomと顔認証システムの導入により、VIPや忘れ物、伝達事項がある利用者に対する、次回来店時のスムーズな対応を可能にした。

顔認証システム単独時では、事務所で顔認証システムからの発報を確認し、インカムを通して従業員への通達を行っていたため、事務所が不在時には見逃しが発生していたが、同連携により、顔認証の結果をリアルタイムで従業員に通達することが可能となり、以前のような見逃しがなくなり、利用者対応の速度と精度を高めることができた。顔認証システムは約40店舗で導入されており、順次Buddycomとの連携を進めていく予定としている。

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