株式会社味香り戦略研究所は、12万件超の味覚データベースから、独自に開発した嗜好性診断システムを活用した新サービス「コレスキ」を、2023年7月13日より提供を開始する。
「コレスキ」は、個人の味の好みである嗜好性について、スマートフォンを使ってデータ収集をすることができるサービスだ。
消費者は、15の質問に回答することで嗜好タイプを診断することができる。
また、「コレスキ」はカスタマイズが可能で、目的に合わせて提供期間の設定やコンテンツの調整ができ、キャンペーン展開にも対応する。
さらに、URLにアクセスすることで利用可能で、QRコード、会員向けLINE、店舗アプリ、店頭の什器など、様々な接点での導入が可能だ。
利用例としては、コンビニエンスストアなどのセルフ式コーヒーマシンにQRコードを設置し、待ち時間に消費者がスマートフォンで「コレスキ」に回答して、嗜好タイプに応じた店内商品のレコメンド情報を診断結果画面に提示するなどだ。
「コレスキ」から得られたデータは蓄積され、味に限定したよりリアルな消費者の好みを知るデータとして、マーケティングや商品開発、店舗運営への活用が期待されている。
また、「コレスキ」は、店舗ごとに分けるなど、条件別にデータ収集を行うことも可能だ。
さらに、「コレスキ」の設問や結果画面をカスタマイズして、嗜好タイプに応じた情報を提供することもできる。
加えて、「コレスキ」では、メールアドレスによるユーザ登録が可能で、同一ユーザが回答した場合、経時的な嗜好性の変化を追うことも可能だ。
他にも、嗜好性データや味データといった、味香り戦略研究所独自データと、企業が持つ各種データを掛け合わせた、データに基づいたマーケティング戦略の提案も行なっていくとのことだ。
今後も、味の嗜好性に関する大規模調査と解析を行い、香りや食感を加えた次なる嗜好性診断ロジックの構築に取り組んでいくとしている。
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