株式会社ヘッドウォータースと株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(以下、ヴィレッジヴァンガード)は、エッジAIソリューションの利用によって、デジタルサイネージの広告効果を最大化させる実証実験を開始した。
今回の実証実験では、ソニーセミコンダクタソリューションズ(以下、ソニー)が提供するエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」と、マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」で構成したソリューションを、ヴィレッジヴァンガードの店舗に設置し、デジタルサイネージ付近にいる顧客のカウントおよび属性分析を行う。
その測定データを活用し、より広告効果の高い配信プランニングや広告クリエイティブを検証するものだ。
なお、実証実験では、AI処理機能を搭載したソニーのインテリジェントビジョンセンサ「IMX500」を載せたエッジセンサで画像解析をし、結果情報のみをクラウドに送信・保持することで、個人を特定しない顧客プライバシーに配慮したデータ活用を行う。
今後、ヴィレッジヴァンガードとヘッドウォータースは、エッジAIソリューションを活用したデジタルサイネージの運営改善および、実店舗運営ノウハウと生成AIやIoT、エッジAIなどを連携させた、ストアビジネス共同事業をさらに強化していくとしている。
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