AI CROSS株式会社は、同社が提供する「店舗売上予測ソリューション」と、マップマーケティング株式会社が提供するエリアマーケティングGIS「TerraMapシリーズ」との連携を開始したことを発表した。
AI CROSSが提供する「店舗売上予測ソリューション」は、小売業・飲食業・消費者サービス業における既存店舗の情報や売上などのデータをもとに、出店候補物件の売上金額をAIを用いて高精度に予測し、データに基づいた出退店判断を支援するサービスだ。
人的な勘や経験、物理的な調査に依存する従来の売上予測方法に比べて精度の高い売上予測が可能なほか、商圏人口や面積、家賃、競合店舗などの要素と売上との依存関係も示し、物件の成功要因を特定することもできる。
マップマーケティングが提供する「TerraMapシリーズ」は、販売促進・店舗開発・顧客データ分析を支援する、自社開発のエリアマーケティングGISソフトウェアだ。
最新の国勢調査情報や各種マーケティングデータが標準搭載されており、町丁目レベルの細かい住所情報が毎年無償で更新される。
今回、「店舗売上予測ソリューション」と「TerraMapシリーズ」が連携することにより、「TerraMapシリーズ」が提供する各種データを、AIの学習材料として活用することが可能だ。
全国のチェーン店情報やリンク統計データを組み込むことで、AIは人口統計や競合情報と売上との複雑な関係を分析し、従来の重回帰分析よりも高い精度の予測を行うことができる。
また、「TerraMapシリーズ」のメッシュデータ出力機能を用いることにより、特定エリアの詳細な売上予測がメッシュ単位でできるようになる。
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