三井不動産株式会社と株式会社SUPER STUDIOは、ECブランドの成長を「商業」と「物流」の両面から支援するプラットフォームを提供開始した。
このプラットフォームでは、OMOソリューションを活用したポップアップ出店を支援する。
具体的には、ポップアップストアの出店プラットフォーム「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」を運営するカウンターワークスとの連携により、「三井ショッピングパーク ららぽーと」をはじめとする大規模商業施設のポップアップ店舗でのOMOソリューションの提供を新たに開始します。
今後は、三井不動産と「SUPER STUDIO」が共同運営する、ECブランドが週単位でリアル店舗を出店することが可能な「THE [ ] STORE」と「SHOPCOUNTER」の両ソリューションを活用し、ECブランドの成長支援をより強化するとしている。
また、物流サプライチェーンの支援においては、三井不動産ロジスティクス本部イノベーション推進室にて、新たに「&LOGI Sharing」として、EC事業者の物流をリアル・デジタルの両面で支援するサービスを提供する。
オープンロジが提供する物流アウトソーシングサービス「オープンロジ」を使用することで、提携先倉庫約70社に対して物流業務をアウトソーシングすることが可能だ。
また、2024年2月には、「SUPER STUDIO」が提供する「ecforce」と「オープンロジ」のAPI連携が完了しており、これにより「ecforce」を利用するEC事業者は、ECサイトの受注情報の取り込みや倉庫への出庫依頼の自動化が可能となる。
さらに、こうしたデジタル面での支援に加えて、三井不動産のリアルアセットとしてMFLP船橋Ⅲでは、2階と4階の2区画がEC事業者向けの物流業務を担う施設となっている。
今後は、「オープンロジ」の提携倉庫として、MFLP船橋Ⅲの2階・4階の連携を検討しているのだという。
これにより、三井不動産として、リアルとデジタルの融合によりECサイトから物流までEC事業者を一貫して支援する仕組みを構築していくとしている。
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