テルウェル東日本株式会社は、日本コムシス株式会社の従業員向け売店において、店舗向けスマート化ソリューション「スマートア」を活用した無人店舗型スマートストア「ピックスルーStore」をオープンすると発表した。
日本コムシス株式会社は、従来の食堂施設の撤退に伴い、従業員の昼食時には外出しなければならないなど、福利厚生機能の低下によるエンゲージメントの減少などの問題を抱えていた。
その解決策として今回、「ピックスルーStore」を導入し、就業中にいつでもお弁当やサンドウィッチなどの提供可能な昼食環境の改善に加え、従業員の要望に沿った軽食商品や飲料も豊富に取り揃えることで、福利厚生機能の改善・充実を図る。
従業員は、ピックスルーアプリを起動し、店舗のQRコードを読み取ることで入店することができる。店内では、購入商品のバーコードを読み取り、支払い方法を選択することで購入が完了する。
また、同時に実施されたフロアレイアウトの刷新との相乗効果で、社内外会議や共用スペースでの個人作業や休憩時等、手軽に飲食品を調達可能な環境を提供することで、コミュニケーションの活性化も目指す。
さらに、アプリから収集した購買、顧客データに基づく購買解析により、品揃え改善や機会損失や商品ロスの最適化等のデータドリブン運営を実施するとしている。
今後は、全国各地域の特産品や、地域の商店と連携した商品も取り扱う計画だ。
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