株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアは、株式会社flaroが提供する飲食店の経営管理プラットフォーム「FLARO」にデータ分析領域で連携し、新たな機能提供を開始した。
「FLARO」は、「勤怠」「日次決算」「人事」といった、店舗に関わる情報を一元管理、分析する飲食店の経営管理プラットフォームだ。売上や仕入情報を自動集計し、AI予測で未来の売上を予想するとともに、売上目標を自動で分析することができる。
また、顔認証打刻で勤怠を管理することにより、手入力での間違いや打刻漏れのリスクを軽減し、データの統一性や正確性を確保することが可能だ。
今回、NTTデータ バリュー・エンジニアがデータ分析領域で連携し、データクレンジング、データプレパレーション、データアナライシス技術を用いて、新たな機能が追加された。
一つ目は、店舗スコアリング機能だ。ユーザは重点管理項目をカスタマイズすることができ、店舗評価を行うことができる。

二つ目は、売上需要予測だ。これは、AIによって月中に月末の売上予測を導き出す機能で、進捗をタイムリーに把握することができる。

三つ目は、セルフBI機能だ。これにより、必要な業務データをCSV形式でダウンロードが可能となる。
さらに、調達・棚卸の別のクラウドサービスのデータと連携することで、食材費の実際原価を管理することも可能になるとのことだ。
今後は、「FLARO」の次期開発予定として、生成AIを用いた店舗支援機能を計画しており、2024年度中のβ版サービス開始を予定しているのだという。
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