株式会社ナノコネクトと株式会社ケイ・エム・エーは、次世代対話型AI 「LinKa(リンカ)」の販売に向けて業務提携を結び、小売業界をはじめとした接客現場の省人化、無人化を支援するソリューションとして、2024年10月1日より販売を開始する。
「LinKa」は、質疑応答が得意な対話型AIだ。加えて、有人チャットやビデオ通話などの有人対応機能を備えており、遠隔商談ツールとしての活用もできる。
また、選択肢を選ぶことで会話が可能な「シナリオ会話」機能や、ユーザの自由入力に対してAIが内容を認識して返答を行う「自由入力会話」機能を備えており、ユーザの問い合わせに対して対応する。
シナリオ会話機能では、シナリオのテンプレートを用いることで、一部を編集することで導入準備を完了させることが可能だ。
一方自由入力会話機能では、生成AIの技術を用いて、製品マニュアルや社内規定などのドキュメント情報や、WEBページをクローリングして学習させることができる。それを元に「LinKa」が返答を生成することも可能だ。
その他の機能としては、音声入力/音声合成機能や、表示するコンテンツによってカメラアングルやズームが変わる機能など、実際のスタッフによる接客に近い会話体験を提供する。
なお、常に身振り手振りを行い人目を引くキャラクタは変更が可能で、コーポレートキャラクタを反映し、ブランディング等に活用することも可能だ。そして、通常のサイネージの用途と同様に広告画像や動画を表示することもできる。
これまで「LinKa」は、PC、スマホ、タブレットでの利用を前提にしていたが、今後は実店舗での利用や、サイネージでの利用に特化した機能拡張を予定しているとのことだ。
また、2024年9月25日から2024年9月27日まで開催される「第5回 マーケティングWeek -大阪 『販促EXPO』」のナノコネ/ケイ・エム・エーブースにて、先行して製品のデモを展示する予定だ。
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