Vpon JAPAN株式会社は、台湾のレシートデータを活用したマーケティング支援サービスを開始したことを発表した。
このサービスは、台湾の消費者が特定の商品をどの店舗で、どのような組み合わせで購入しているかを把握できる台湾レシートデータ分析ダッシュボードを提供する。また、分析結果に基づいた最適な広告プロモーションの実施をサポートするものだ。
ダッシュボードでは、飲食料品メーカや小売店舗向けに、店舗ごとの購買傾向や売れ筋商品のデータを可視化する。例えば、「よく売れている商品・店舗の把握」「バスケット単価分析」「レシート詳細分析」「消費者属性分析」といった詳細情報を提供する。
広告プロモーションのサポートでは、台湾レシートデータ分析を通じて得られた消費者セグメントに対する広告配信をサポートする。
例えば、特定の商品を購入した消費者に自社店舗への来店を促す広告を配信するなど、分析結果を基にしたターゲット層に向けて自社商品をアピールすることができる。
これにより、食品メーカや小売店が台湾の消費者動向理解を促し、マーケティングの効果を高める施策へ役立てることができるとのことだ。
Vpon JAPANの開発部長は、「日本の飲食関連のメーカから、台湾では日本で利用していたような購買分析サービスがみあたらず、マーケティング活動に苦労されているというお声をいただいたことがきっかけで、レシートデータも扱う弊社が、レシートをより深く分析するダッシュボードを開発した。本サービスの利用によって、様々なマーケティング課題の解決が出来ればと考えている。」とコメントしている。
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