今回のCESは、日本のスタートアップが多く出展している。特にJETROが展示ブースを構えるエリアにはいくつものロボットが展示されていた。
コミュニケーションと家ナカのハブとなるロボット BOCCO
ユカイ工学のBOCCOは、お腹のボタンを押すと外にいる親と家に居る子供が声でやりとりができるコミュニケーション機能をはじめとして、様々な家ナカデバイスと連携することができるロボットだ。
先日過去記事でも取り上げたYahoo! myThingsに接続することで、他のサービスとの連携も可能となった。
ロボットに有り勝ちな、メカニックな質感とは対極的な、やさしい面持ちのBOCCOは会場でも目を引いた。
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セラピーロボット Paro
アザラシ型の癒し系ロボットParoだ。人のストレスを解消してくれるというロボットで、2003年から8回のバージョンアップにより今のカタチになっているとのことだ。
コミュニケーションロボット TAPIA(タピア)
タピアは、「見守り」「生活サポート」「会話」と大きく3つの役割を持っている。
見守り機能では、離れて暮らす家族の様子がうかがえる。生活サポート機能では、電話やビデオ電話、写真撮影、音声による簡単操作など様々な情報を提供してくれる。さらに会話機能では、日常会話に感情表現があり、一定時間コミュニケーションがないとタピアの方から話しかけてくれるというモノだ。
洗濯物を折りたたむロボット Randroid
Jetroブースではないが、自動的に洋服を折りたたみ、収納するロボットである、Severn DreamersのRandroidも展示されており、多くの人の注目を集めていた。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。