ロボットスタート株式会社は、コミュニケーションロボットの企画、開発、販売を行う株式会社MJIと、業務提携契約を締結したことを発表した。
MJIは、家庭用コミュニケーションロボット「Tapia」、「Type02」を開発・発表し、2015国際ロボット展、米国CES 2016などでデモ展示を行うことで、一般発売前から注目を集めている。
一方、ロボットスタートは創業以来、様々なロボットアプリ開発、コンサルティングを行っており、コミュニケーション領域のロボットの様々なノウハウを蓄積してきた。
今回のこの2社の知見を合わせて、MJIロボットの市販化に向けて、技術支援、開発環境整備を中心とした様々な取り組みを開始することとなった。
MJIロボットの一般販売開始に向けて、2社で共同してハードウェア、ソフトウェア両面の完成度を高めるべく準備を行うことにより、MJIロボットの商品力・品質を飛躍的に高めていくことを目指すという。
今後、MJIロボットの開発環境を整備し、アプリデベロッパーに向けて公開することで、さらなるソフトウェアの充実を目指していく。
MJI ロボット「Tapia(タピア)」
タピアは、疲れて家に帰ってきた時には冗談を言って和ませてくれ、楽しい時には写真を撮ってその瞬間を記録に収める。遠く離れた大事な人に電話をかけ、その人と繋がる事ができ、安心させてくれる。また、出かける前に天気を知らせてくれ、あなたがリラックスしたい時に音楽を再生してくれる。
カメラ、スピーカー、マイク、タッチパネルモニターを搭載し、高さ約25cmのバッテリー内蔵した持ち運べる家庭用コミュニケーションロボットだ。タピアとのコミュニケーションに不可欠な音声認識、音声合成、顔認識機能のほか、クラウド上の応答システムでタピアとの日常会話を楽しむことができる。
【関連リンク】
・ロボットスタート(robot start)
・MJI
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。