TOP >
ロボティクス > 東芝、直接通信による移動ロボット同士の協調連携システムを開発
昨今移動ロボットの活用が進んでいる一方、異なるメーカーのロボットは位置情報などが共有できず、立ち往生してしまうといった課題がある。
そこで株式会社東芝は、NEDOとともに、メーカーや種類が異なる複数の移動ロボットの運用を共通の運行システムで可能とする移動ロボットインターフェースを策定し、インターフェースの標準化を進めている。
そして本日、複数の移動ロボットを直接通信でつなげることにより、相互回避や協調搬送を可能にする協調連携システムを開発したことを発表した。
このシステムでは、運行システムを介さず、移動ロボット間で直接通信するプロトコルを定め、ロボット間の通信経路を切替えることで、移動ロボット同士が直接リアルタイムで情報を交換することができる。
ロボット同士の直接通信により、位置情報などを共有する。
直接通信を低遅延で実現する無線LANマルチホップ方式で実装しているため、複数の同種の小型移動ロボットによる、大きな荷物の協調搬送も可能となる。
なおこのシステムを活用した実証は、深川江戸資料館で実施した芝浦工業大学のロボット連携実験の一つの実証実験として行われた。
また東芝は、同技術の詳細を9月14日から17日にかけて開催される2021年電子情報通信学会ソサイエティ大会にて発表するとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?