昨今、業務・サービスロボットの導入を検討する企業が増えており、2021年度では200億円の市場規模が、5年後の2026年には約8倍の1,600億円になると予測されている。
そうした中、TISインテックグループのTIS株式会社は、ロボティクスで企業の組織・業務・プロセスに変革を与える「DX on RoboticBase」の提供を開始したことを発表した。
「DX on RoboticBase」は、「マルチロボットプラットフォーム(RoboticBase)」、「マルチロボットインテグレーション」、「マルチロボットコンサルティング」の3つで構成されている。
各社のニーズに沿ったサービスロボットとIoTやAI技術を組み合わせ、サービスロボットが人の業務を代行・分担する環境や仕組みを構築するための、企画・検証・導入・運用までを、上記の3つのサービスで支援する。
「DX on RoboticBase」により、「顧客価値創造」、「ビジネス変革」、「ビジネス創出」、「マーケット開拓」といった新規価値創出を目指す。
また、2022年8月に竣工予定の東京ミッドタウン八重洲においては、ディベロッパーである三井不動産株式会社のもと、TISはサービスロボットインテグレーターとして、「DX on RoboticBase」の導入を進めている。
TISは今後、施設内や屋外にて、複数業務ロボットの管理や、複数施設・地域を跨いだ複合ロボット管理を行なっていくとしている。
「DX on RoboticBase」の3つのサービス概要
マルチロボットプラットフォーム「RoboticBase」
マルチロボットプラットフォーム上では、様々な企業が開発・提供する警備や案内などの業務に特化した各種サービスロボットを、統合的に業務利活用することが可能。人の業務を代行・分担できる環境を構築する。(トップ画参照)
マルチロボットインテグレーション
複数のロボット同士やエレベータ・自動ドアなどの設備、センサなどの相互連携を行うマルチロボットプラットフォーム「RoboticBase」を中心に、複数のサービスロボットを統合的に管理する。

マルチロボットコンサルティング
ニーズに沿ったサービスロボットとIoTやAI技術を組み合わせ、サービスロボットが人の業務を代行・分担する環境・仕組みを構築するための、企画・検証・導入・運用を支援するコンサルティングサービス。
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