台湾 台北のCyberLink Corp.(以下、サイバーリンク)と株式会社マクニカは、GROOVE X株式会社の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」に、サイバーリンクのAI顔認証エンジン「FaceMe」を搭載することを発表した。
LOVOTは、頭部に搭載されているセンサーホーンの全方位カメラを通して、人の顔を認識し、撫でたり、名前を呼んだりして可愛がってくれる人のことを記憶する家族型ロボットだ。
LOVOTに「FaceMe」が採用されることで、角度がついてカメラから見える顔の画像が歪んでいる場合でも、同一人物として特定する精度が向上する。
これにより、一緒に生活する中で、LOVOTはいろいろな角度からオーナを的確に見つけ、今まで以上のインタラクティブなやり取りが行えるようになった。
下記画像は、FaceMe を搭載したLOVOTから見える画像だ。
画像内の顔の横の数字は、個人を識別した時の番号だ。
左画像のように正面を向いている時に特定した個人の番号が、右画像のようにLOVOTの方を向いていない画像でも同様に振られており、LOVOTが3人それぞれを識別している様子がわかる。
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