アイリスオーヤマ株式会社は、DX清掃ロボット「BROIT(ブロイト)」を、2024年半ばに発売予定であることを発表した。
「BROIT」は、セラミックタイルやビニル床などの水拭き清掃および、乾いた床の除塵清掃ができる自律走行型ロボットだ。
本体直下に水を放出して、ほこりや塵、食べかす、液体汚れをブラシで掻き出し、本体後方で汚水も吸い取ることで、「BROIT」が通過したエリアを水拭き清掃することができる。

ルート作成は、ハンドルを立上げ、スタート位置で二次元コードを読み込み、本体を押してティーチングを開始する、という3ステップで完了させることができる。走行させる際も、学習させたマップを選択して、二次元コードを読み込み、ハンドルを下げる3ステップだ。

本体は、給排水タンクをタンクごと取り外せる仕様にしているほか、ブラシやホッパー、スキージーなど、日々のお手入れが必要な各パーツを脱着して水洗いすることができる仕様となっている。

さらに、着脱交換ができるリチウムイオンバッテリー1本を標準搭載している。2本目以降はオプションで追加することが可能だ。
なお、「BROIT」は、中国・遼寧省にあるアイリスオーヤマの大連工場で製造されているため、仕様改修や品質改善、コスト調整のほか、メンテナンスなどのアフター・サービス体制の一元化をしている。
今後は、製造体制及びサプライチェーンの基盤を整備し、2025年には自社でサービスロボットの設計・開発から製造・販売までを一貫して行う計画だ。
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