ヴイストン、外観が変更できる小型コミュニケーションロボットのベースモデルを発売

ヴイストン株式会社は、外装として着ぐるみを装着することができる、卓上サイズのコミュニケーションロボットのベースモデル「VS-KRM01」を発売する。

「VS-KRM01」は、Raspberry Pi 4 Model B(4GB版)と4軸のサーボモータを搭載した、卓上サイズのコミュニケーションロボットだ。外装として着ぐるみを使用できるよう設計されており、設置・運用する場に応じた外観の変更を行うことができる。

ヴイストンがすでに発売している「着ぐるみロボット『くるみちゃん』」では、指定デザインによるヴイストン製着ぐるみが付属しているが、「VS-KRM01」においては着ぐるみが付属せず、より低価格で導入が可能なものとなっている。

公開されている型紙を元に、ユーザによる着ぐるみの作成が可能だ。

また、コミュニケーションロボット用の開発環境「Vstone Magic」が付属しており、ロボットのモーション作成や基本的なプログラム作成を、フローチャートをベースとしたGUI画面で行うことができる。加えて、Javaの統合開発環境「Eclipse」でのプログラム作成にも対応している。

「Vstone Magic」には、コミュニケーションロボットで活用可能な「GPT対話ブロック」が用意されている。従来の対話シナリオに代わりChatGPTを用いるものだ。

ヴイストン、外観が変更できる小型コミュニケーションロボットのベースモデルを発売
GPT対話ブロックの利用例

本体前方には、指向性を持った高性能マイク「インテリジェントマイク」やスピーカーが搭載されており、音声認識・合成機能を組み込むことも可能だ。なお、音声認識・合成機能については、ユーザ側での開発・実装が可能であるほか、ヴイストンが販売中の有償プランである「Sotaクラウド」を別途購入することで、適用することもできる。

利用用途としては、研究・開発用に加え、ヒューマンインタラクションに関する研究や実証実験機体としての使用が想定されている。

さらに、コミュニケーションロボットを活用した受付、案内、商品紹介などの開発や、見守りや介護福祉、レクリエーションなどの研究開発にも適しているとしている。

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