ugo株式会社とLiLz株式会社は提携し、小型点検ロボット「ugo mini」で撮影したアナログメータ画像を、点検AIである「LiLz Gauge(リルズゲージ)」が自動解析し、数値データ化する機能の提供を正式に開始した。
「ugo mini」は、狭いところや静かな環境などで点検作業を行うことが想定された小型ロボットだ。カメラの高さを変えられるテレスコピックポールや点検作業を効率化するAIを搭載している。
一方「LiLz Gauge」は、アナログメータ値の自動読み取りが可能なクラウドベースの点検AIソリューションだ。機械学習および画像処理を活用して、画像からアナログメータの値をデジタル値に変換できる。
今回両製品の連携により、「ugo mini」が巡回中に撮影したメータ画像を、「ugo Platform」を介して「LiLz Gauge」に送信し、AIがアナログメータの値を自動解析する。また、設定した閾値を超えればアラートを出すことも可能だ。
これにより、従来は人が目視で行っていたアナログメータの点検業務を、自動化・デジタル化することが可能になる。
なお、「LiLz Gauge」は円型・矩形型・カウンタ型・ナナセグ型・レベル型・フロート型・ランプ型など、多様なメータ形状に対応しており、同じ画像内に複数の計器を処理可能な解像度でおさめることができれば、一括読み取りも可能で、位置ズレの補正機能も付帯している。
さらに、撮影したデータは「LiLz Gauge」のプラットフォーム上で確認できるとのことだ。
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