本日、パナソニック ネットソリューションズ株式会社(以下、パナソニックNETS)と株式会社アジラは、異常行動の早期解決に向けて、パナソニックNETSの映像監視システム「ArgosView(アルゴスビュー)」と、アジラの防犯セキュリティ映像解析AI 「Asilla(アジラ)」を連携したことを発表した。
「ArgosView」と「Asilla」をシステム連携することで、広範囲にわたる施設内の異常行動検知と状況把握、現場スタッフによる対応をサポートすることが可能となった。
連携による異常行動対策ソリューションの特徴
多岐に渡る異常行動の検知と緊急対応レベルの判別が可能
「ArgosView」から受け取った監視カメラの映像を「Asilla」が解析することで、転倒、千鳥足、喧嘩、破壊行為、長時間の滞留、違和感行動など、多岐に渡る異常行動を検知し、検知結果を「ArgosView」に通知する。
「ArgosView」の画面上では、映像とマップが強制的にポップアップして表示され、検知内容に応じてマップ上のアイコンが点滅する。
さらに、火災報知器や非常ボタン等、センサー設備による検知結果が同一画面に表示されるため、緊急対応が必要な事象を判別することができる。
少数の機材で広範囲のエリアをカバー
1システムで最大40,000台の監視カメラ(メーカー11社、732機種以上に対応)を統合監視・録画可能な「ArgosView」と、サーバ1台あたり最大80台の監視カメラ映像の一括解析処理が可能な「Asilla」を組み合わせることにより、監視カメラの設置台数が数百台〜数千台に上る鉄道の施設や大型商業施設などへのシステム導入が可能。
現場スタッフへの自動通知による迅速対応と被害拡大防止
「ArgosView 」から業務用チャットやメールを介して検知情報を通知し、スマートデバイスで確認できる仕組みにすることで、現場スタッフへ自動通知することが可能になる。
例えば、施設内での転倒を検知した場合、その場所と事象をテキストで通知した上で、現場のカメラ画像を送信。これにより、従来は中央監視室から指示があるまで対応することが難しかった事象についても、早期対応が可能となる。
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