株式会社日立ソリューションズは、同社が提供するランサムウェアに対応する「サイバーレジリエンスソリューション」を拡充し、被害からの回復支援を目的とした「データ回復ソリューション」を、2022年12月22日より提供開始する。
「データ回復ソリューション」は、サイバーセキュリティに関する技術者が、バックアップの適切な取得とデータ保護をコンサルティングから支援する。業務やシステムに適したバックアップの設計、構築、監視運用、インシデントからの復旧に対応するサービスだ。

また、BCPやインシデント対応のための教育サービス「サイバーレジリエンス教育」や、クラウドセキュリティ強化のためのアセスメントを行う「セキュリティリスクアセスメントサービス」も同日に提供を開始。
「セキュリティリスクアセスメントサービス」では、ユーザの利用状況や脅威検知状況といったログ情報を元にしたリスク分析とレポートサービスを提供する。

さらに、既に提供しているSaaSセキュリティポスチャマネジメントを実現するサービス「AppOmni」も追加される。
AppOmniは、企業に導入されているSaaSの設定不備や、過剰権限付与などのセキュリティリスクを継続的に監視・チェックするSSPM(SaaS Security Posture Management)サービスだ。

これにより、機能変更やアップデートなど、SaaS側の仕様変更にも自動で追従する。さらに、企業で許可していないアプリケーションからの不審なアクセスも検知可能。設定情報など、利用しているSaaS内部および外部のセキュリティリスクに対応する。
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