昨今、保育施設のICT化が進んでいるが、園児や職員に関する個人情報の漏えいや機密情報の取り扱い等、サイバーセキュリティ対策がより一層重要になっている。
そうした中、ユニファ株式会社は、東京海上日動火災保険株式会と協業し、保育施設向けにサイバーリスク保険を付帯した「データ安心パック」の提供を2022年11月14日より開始した。(利用開始は2023年2月1日を予定)
「データ安心パック」は、情報漏えい防止や、情報漏えいまたはそのおそれが発生した場合の損害賠償対応およびそれに付随する対応費用の補償、誤動作によるデータ復旧の対応など、データを取り扱う際に想定されるセキュリティ対策を提供する。
具体的には、指定したIPアドレス以外からのルクミーへのアクセスを制限することにより、外部からの不正なアクセスを遮断する。
また、サイバー攻撃等による情報漏えいまたはその恐れがあることに関して、ユニファが「データ安心パック」の提供先の園を被保険者とする保険契約を、東京海上日動と締結することにより、園に損害賠償請求があった際の対応費用(被害者に対する通知費用や見舞金費用等)を、1事故あたり最大300万円まで補償する。
補償の対象は、事故の原因・被害範囲の調査や再発防止に関するコンサルティング費用等の諸費用も含まれる(再発防止に関する費用は1事故当たり最大100万円)。なお、ルクミーの使用以外に起因する事故にも対応可能だ。
さらに、園児や職員の個人情報や園側の情報に関して保育施設側が誤って必要なルクミー内のデータを削除してしまった場合の復旧にも対応する。費用は月額税抜5,000円だ。
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