株式会社マクニカは、製造業におけるIT・OT・IoTデバイス数や種類を可視化し、それらのセキュリティリスクを加味したレポートを提供する「デバイスアセスメントサービス」をリリースした。
「デバイスアセスメントサービス」は、フォアスカウト・テクノロジーズ社の分析装置にて、IT・OT・IoT環境に存在するデバイス一覧情報(PC、サーバー、スイッチ、PLCなど)を、ミラーポートの通信情報から取得・可視化し、それらのセキュリティリスクを加味した上で、優先的に実施すべき対策が明示されたレポートを提供するサービスだ。
IT・OT・IoTのいずれかの環境だけでなく、すべての環境下にあるデバイスをエージェントレスで可視化することが可能。デバイスが接続されているネットワークからスイッチポートまでを可視化することで、それぞれのデバイスの物理的な位置まで把握することができる。
また、IP、MACアドレスだけでなく、アンチウイルスソフトの稼働状況やパッチ適用状況などのデバイス情報を取得することで、安全性の確認ができたデバイスのみ社内ネットワーク接続を許可する検疫ネットワークを実現することが可能だ。
なお、「デバイスアセスメントサービス」は、分析装置としてフォアスカウト・テクノロジーズ社の製品を一度だけ利用して、自社の特定拠点のデバイス状況を確認するスポット利用サービスだが、サービス利用後に製品を継続して導入することも可能。
これにより、各デバイスに対するリスクの検知や、安全でないデバイスの制御を継続的に実施することができる。
今後マクニカは、対策選定後の運用を支援するサービスなどの拡充も予定している。
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