昨今、重要インフラや製造業において、OT(工場やプラントなどの制御システムやその技術)を標的とする脅威グループの増加に加え、ランサムウェア攻撃の広がりなどによって、サイバーリスクが高まっている。
そうした中、株式会社マクニカは、Dragos, Inc.と代理店契約を締結し、同社のOTセキュリティソリューションを国内で提供開始することを本日発表した。
Dragosは、米国政府や軍におけるOTを狙う脅威と対峙してきたメンバーによって設立された企業だ。機器や脆弱性の管理・脅威の検出、調査と対処の支援、定期的な脅威や業界トレンドに関する情報提供などを、世界20カ国で展開している。
Dragosの製品・サービスは、パッケージとして一括で導入、もしくは個別に必要な製品・サービスごとの導入することが可能。
マクニカは伴走パートナーとして、課題や状況に合わせた製品・サービスの選定、導入、導入後の運用を支援する。
提供製品・サービス
WorldView
OTに特化した最新知見(事案分析、攻撃TTP・IoC、脆弱性)や情勢レポートなど、対策に役立つ情報を提供する。
プロフェッショナルサービス
OT WATCHによる分析レポートサービスや、アーキテクチャレビュー、アセスメント、ペネトレーションテスト、机上訓練、脅威ハンティング、インシデントレスポンス支援などを提供する。
Dragos Platform
資産・トラフィック・脆弱性の可視化し、侵害・不正行為の検知や、フォレンジックと対応の為のプレイブックの提供などを行うプラットフォームを提供する。
また、オプションとして、産業毎に脅威の検知状況を匿名集約し、タイムリーに共有する集団防衛のための「Neighborhood Keeper」を提供する。
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