株式会社セキュアは、AIによる行動検知・通知プラットフォーム「SECURE AI BOX」の販売を、2024年2月6日から開始すると発表した。
「SECURE AI BOX」は、人や車などのオブジェクトを高度に検出するプラットフォームだ。
セキュアがこれまで提供してきた検知プラットフォームと比較して、骨格分析や動作パターン解析による検知能力が向上し、誤認識は最小化されている。
これにより、人だけでなく、自動車やバイク、動物の検知も可能であり、商業施設や工場、建設現場、駐車場など、あらゆる業種の施設・シーンでの活用が可能なのだという。
「SECURE AI BOX」は、侵入検知から人数カウント、安全管理まで、用途に合わせ30以上の検知項目から選択、運用することができる。既存の監視カメラシステムでも導入が可能だ。
また、歪みがある全方位フィッシュアイカメラ使用時における画像解析の難しさを克服し、人物の検知を実現している。プライバシーに配慮した映像マスキング機能や、誤検知低減フィルタの組み合わせにより、オブジェクトの検出精度向上を実現する。
イベント発生時には、多様な通知方法を設定し、運用用途に応じてシステム構築が可能だ。
主な検知項目として「うろつき検知」や「ラインクロス」「ホールドアップ」等があり、これらは事件や事故が発生する前にそれを検知・通知し、トラブルを未然に防ぐ。
また、「ゾーンカウント」で自動車検知に設定し、駐車場管理ソフトウェアとの連動を可能とする。空きスペースの管理や、指定時間以上の違法駐車の検出通知が可能であり、車種の特定によるマーケティングデータとしての活用も可能だ。
なおセキュアは、2024年2月6日に「メタバース空間」のオンライン・ショールーム「SECURE Online SHOW ROOM」をオープンしており、このオンライン・ショールームで、顔認証による入退室管理システムや、監視カメラシステム、レジレス型無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0 」を紹介している。
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