GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、自動脆弱性診断・ASMツール「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」の診断機能を2024年4月30日より拡張し、「Palo Alto Networks」「Cisco」「SonicWall」の3ブランドのネットワーク機器への脆弱性診断に対応した。
「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」は、インターネットからアクセス可能なIT資産の情報を調査し、それらに存在する脆弱性などのリスクを継続的に検出・評価する国産のASMツールだ。
利用者の社名やサービス情報をもとに、攻撃面となる可能性があるWebサイトやネットワーク機器を洗い出し、ツールによる定期的なセキュリティ診断を実施する。これにより、自社のIT資産の棚卸しと、サイバー攻撃リスクの可視化を行うことができる。
今回の機能拡張により、「Palo Alto Networks」「Cisco」「SonicWall」の3ブランドに加え、SonicWallが提供するVPNや、ファイアウォールなどの機能を備えたネットワーク機器の脆弱性診断に対応した。さらに、オープンソースのVPNソフトウェア「OpenVPN」の診断にも対応した形だ。
診断項目は、「デバイスの検出」と「管理コンソールの認証ページ閲覧状況の検出」で、セキュリティ上の問題としてネットワークに接続された未検出のデバイスがないか、認証されていないユーザーが管理コンソールへアクセスが可能になっていないかが検出可能になった。
GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、「従来、GMOサイバー攻撃 ネットde診断の診断はWebサイト中心であったが、今回の機能拡張によりネットワーク機器にも対応が可能になり、今までよりもIT資産に対する網羅性が向上した。」としている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。