Zscaler, Inc.(以下、ゼットスケーラー)は、セキュリティクラウドとAIを活用したAIデータ保護プラットフォームにおける一連の新機能を発表した。
このソリューションでは、主に「転送中、保存中、使用中の構造化データおよび非構造化データ」「データセンタとパブリッククラウドの両方における、Web、SaaS、メール、BYOD、プライベートアプリケーションなどのインラインチャネルすべてのデータ」「SaaS、IaaS/PaaS環境、エンドポイント、オンプレミスのネットワーク共有内のデータ」が保護される。
AIデータ保護プラットフォームの機能強化は、ネイティブに統合されたデータセキュリティポスチャー管理(DSPM)が、AWSやMicrosoft Azureなどのパブリッククラウド上の機密データを検出、分類、保護するゼットスケーラーのデータ保護プラットフォームの中核として設計されている点だ。
また、生成AIアプリセキュリティは、ユーザとリスクの相関分析機能を備え、リスクの高いプロンプトやAIアプリの使用状況、ポリシー制御に関するインサイトを提供する。
さらに、新しいリアルタイムのメールDLPは、内部脅威ベクトルの1つとなっているMicrosoft 365やGoogle Gmailなどの企業メールの全体で機密データを保護する。
その他のプラットフォームの強化としては、これまで単体で提供されていたSaaSセキュリティを統合し、相関分析エンジンを実現した。このエンジンにより、SaaSデータに関する実用的なインサイトが提供されるため、プロアクティブなリスク管理とリスク軽減が可能になる。
また、拡張されたAIによる自動データ検出は、エンドポイント、SaaS、パブリッククラウドインフラを含む、すべての保存データの場所を網羅する。この機能によって複雑さが軽減し、効率性が向上するため、従来のデータ保護プログラムを合理化することが可能だ。
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