NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、株式会社七十七銀行の行内OA(※)に、ゼロトラストソリューションを導入したと発表した。
行内OA:行員などが利用する業務用端末およびネットワーク
このソリューションは、行員が利用する端末、ネットワーク、セキュリティおよび運用サービスを提供するものだ。
具体的には、行内OA端末として、従来のシンクライアント端末に加えて、万が一の際のセキュリティ対策が講じられているパソコンである「セキュアFAT端末」を一部に導入した。
また、ネットワークはNTT Comの閉域サービス「Arcstar Universal One」を基盤とし、クラウド型のUTM(ウイルスやハッキングなどの脅威から保護する管理手法)と、外部のインターネットに接続する際の中継サーバである「プロキシ」を導入して、インターネット接続の安全性を確保。これにより、外部サービス(SaaS)などへのセキュアなアクセスが可能となった。
さらに、NTT Comが提供する総合リスクマネジメントサービス「WideAngle」により、セキュリティリスクが発生した際にはすぐに検知・隔離を行い、専門家集団による原因分析を行う。
今後NTT Comは、同ソリューションを全国の地方銀行へ展開するとしている。
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