属性に合ったコンテンツを表示するIntelligent Display
2つ目はIntelligent Display。これはディスプレイの前に立った人物をカメラで属性を分析し、その人物に合ったコンテンツをディスプレイに表示するというソリューションだ。会見内では具体的な利用事例として、スーパーマーケット内のサイネージを利用して顧客の属性に応じた商品情報を表示する、というものが紹介されていた。
Intelligent Displayのサービス概要図
会見内では、カメラの前に立った人物を認識し、性別による判断結果をディスプレイに表示する、という下記の写真にあるようなデモンストレーションが行われた。デモンストレーションでは4Gを使った場合と5Gを使った場合の、反応速度の違いが比較できるようにディスプレイされていた。
Intelligent Displayのデモンストレーション。この場合、カメラの前に立ったのが男性なので、ディスプレイに「for men」と男性用アイテムの画面が表示された
モーションセンサーによる3Dホログラム操作
3つ目は3Dホログラムのソリューション。これはユーザーの動きをモーションセンサーによって感知し、それに伴って立体映像が動くという仕組みを提供するものだ。KDDI・原田氏によれば、例えば美術館に飾ってある展示物を様々な角度から観察したい場合などに利用が見込まれるという。5G技術についてはユーザーのモーションを感知し通信する際に使われている。
VRのように専用のゴーグルを付けることなく3Dコンテンツを視聴できるのが特徴だ。会見内ではトップ画像にあるような、壺の3Dホログラムが映し出され、手のモーションで操るデモンストレーションが行われた。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
1986年千葉県生まれ。出版関連会社勤務の後、フリーランスのライターを経て「IoTNEWS」編集部所属。現在、デジタルをビジネスに取り込むことで生まれる価値について研究中。IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?