人工知能を活用したインストアアナリティクス事業に取り組む株式会社ABEJA(以下 ABEJA(アベジャ))は、2015年12月4日(金)に、株式会社ガリバーインターナショナル(以下ガリバー)へ、「ABEJA Platform(アベジャプラットフォーム)」を提供したと発表した。
ABEJAは、2015年12月に、愛知県常滑(とこなめ)市のイオンモール常滑内に、ガリバーがオープンした店舗「HUNT常滑」へ、「ABEJA Platform」を提供した。
「ABEJA Platform」とは、実店舗における、あらゆるデータの取得から、解析、可視化を一手に行うクラウドサービスで、今回の導入は、店舗内の各マーケティング施策の効果検証を目的としている。
「HUNT常滑」は、中古車販売だけでなく、「すべての人に、おでかけを。」をミッションに、書籍や雑貨の販売などおでかけを中心にクルマを含めたライフスタイルを提案する新しいコンセプトで設計された店舗で、同サービスを導入することにより、店舗内レイアウトの変更やキャンペーンなど、店舗内で実施したマーケティング施策の定量的な評価が可能となる。また、同サービスにより収集した店舗内データに基づき、繰り返し仮説検証および改善を行うことで、店舗の収益アップ、コスト削減にもつながる。
なお、「ABEJA Platform」では、同サービスで取得した来店者の人数や年齢性別、滞在・動態といった新しいデータのほか、店舗の持つ既存のデータを追加連携することもできる。今後、HUNT常滑店では、「ABEJA Platform」上にて、来店者の年齢性別推定データを取得する「ABEJA Demographic」やガリバーのもつ既存のマーケティングデータなどを追加連携することも検討している。
データの追加連携を行うことで来店者属性に合わせた最適なサービス提供を実現し、さらなる店舗改善が可能になるという。
導入サービス概要
サービス総称名: 「ABEJA Platform」
提供開始日: 2015年12月4日
サービス詳細:
①滞在・動態データ可視化するヒートマップシステム「ABEJA Behavior」
②来店者数自動カウントシステム「ABEJA Counter」
③あらゆるデータの連携・解析システム「ABEJA DMP」
④データ解析結果をわかりやすいグラフ・図で可視化する管理画面「ABEJA Dashboard」
【関連リンク】
・アベジャ(ABEJA)
・ガリバー(Gulliver)
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