新型コロナウイルスの感染予防対策として、CO2センサーを活用した密閉・密集状況のモニタリングや、適切な換気を管理の必要性が高まっている。厚生労働省によると「室内の二酸化炭素濃度が1000ppmを超えていないか」という基準が必要換気量を確認する方法として有効とされている。
アステリア株式会社では、2020年7月より感染症対策として、独自のCO2センサーを活用した「3密回避ソリューション」の提供を開始している。ノーコードによる手軽な設定や便利さ等の特長を持ち、様々な業界で導入されている。しかしながら、導入時にはセンサーの設定やデータ処理に関わるシステム設定が必要であるため、専門知識や設定工数が必要になるという課題を抱えていた。
このほど、アステリアは、CO2濃度測定を店舗や施設などですぐに使用できる「Gravio CO2測定パック」の提供キャンペーンを2021年6月15日~7月末日まで実施することを発表した。
LED電光掲示板とCO2センサーなどで構成された同パックは、密状態をCO2濃度によって可視化し、換気が必要な時にアラート発出することができるパッケージである。細かい設定をすることなく、電源とインターネットの接続を開始するだけでCO2濃度の測定を開始することが可能です。
また、CO2センサーとLED電光掲示板、Gravioの機能を統合的に制御するHubがそれぞれ独立し、離れた場所に設置することができるため、CO2を測定したいエリアやCO2濃度を表示する場所を任意の場所に自由に設置できる。さらに、同パッケージに標準添付される機器は、予め設定済みであるためすぐに運用を開始することができる。
同パックは技術者がいなくてもCO2濃度監視システムが利用できる特性を活かし、人が集まりやすく3密回避対策を講じる必要がある飲食店や各種店舗などの商業施設、学校などの教育機関、さらには医療、福祉施設、宿泊施設などの様々なシーンでの採用を見込んでいる。
なお、販売価格は2,200円(税込)/月である。
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