近年、流通・外食業では、会計のセルフ化など店舗内のDXが進められている中、店舗内のPOSをはじめとする各種ICT機器の一元的な制御が求められている。
そこでNECプラットフォームズは、流通・外食業における店舗のDX化を支援する店舗向け小型コントローラ「TWINPOS(ツインポス) Bx」を、2021年10月5日より発売することを発表した。
「TWINPOS Bx」は、店舗の各種デバイスと連携可能なUSBやシリアルポートなどのインタフェースを搭載している。
店内カメラや大型ディスプレイなどの機器と「TWINPOS Bx」と連携し、制御することで、例えば来店客の動線分析や画像認識による商品登録の自動化などの実現が可能。プリンタやスキャナなどTWINPOSシリーズ周辺機器もサポートしており、セルフPOSなどのPOS用途でも利用可能だ。
カウンタ内部や什器への組み込み、壁掛けなどへの設置を想定し、設置面積はA4サイズの約70%(150mm×270mm)と小型化を実現している。
また、組み込み機器専用OSである「Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2019」を標準搭載しており、Windows 10 IoTプラットフォームで開発されたアプリケーションを活用することができる。
今後は、店内カメラを活用してPOSレジ操作を映像記録するジャーナル連携カメラシステムや、画像認識による商品登録システム、配膳ロボットによる店内作業の自動化システムなどに加え、NECグループの流通業向けPOSシステム「NeoSarf/POS」や外食業向けPOS・オーダーエントリーシステム「FoodFrontia」など、業態に合わせたアプリケーションにも順次対応していくという。
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