三井不動産株式会社は、「東京ミッドタウン八重洲」の開発を推進しており、同施設の各種ロボット・サービスの詳細を発表した。
また、ロボットサービス導入にあたっての実証実験を、Uber Eats Japanを含むパートナー企業と共に、「日本橋室町三井タワー」の三井不動産自社オフィス内にて実施したことも同時に発表された。
今回発表されたロボットサービスは、「デリバリーロボット」「清掃ロボット」「運搬ロボット」の3つだ。
デリバリーロボットサービスでは、ロボットがオフィスロビーで配達員から品物を受け取り、オフィスワーカーに直接デリバリーをするサービスを導入する。このサービスは「東京ミッドタウン八重洲」館内にある飲食店のテイクアウト品のデリバリーにも対応する。

今回導入されるロボットは、アスラテック株式会社の自律走行型の屋内配送ロボット「RICE」だ。
清掃ロボットサービスでは、建物の実施設計者である株式会社竹中工務店と共に建物の構築を行い、ロボットがエレベーターを自分で呼んで乗降する階を指定することができるようになった。
導入されるロボットは、4種のセンサを搭載したパナソニック株式会社の清掃ロボット「RULO Pro」だ。
運搬ロボットの活用では、集荷業務等において、重量のある荷物を移動させることが可能となった。ロボットは株式会社Doogの「サウザー」で、大容量かつ小回り性に優れる新製品の「サウザーライト」に、専用の荷台を搭載したものが導入される。

また、ロボット関連アプリとして、サービスロボットをインテグレーションするための統合管理機能を提供するソフトウェア「RoboticBase」が活用されている。
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