テルウェル東日本株式会社は本日、入店から商品選択、決済をスマートフォンで行い、購買データを活用した店頭・バックヤード業務を効率化する「店舗向けスマート化ソリューション」を軸とした事業を新たに開始することを発表した。
この事業では、店舗向けスマート化ソリューション「SMARTORE(スマートア)」と、スマートストア運営に伴うコンサルティングサービスの提供を行う。
「SMARTORE」では、「スマートストアアプリ決済」を提供し、アプリ購入データに基づく購買解析に加え、店内に設置のAIカメラ映像解析を組み合わせることで導線を特定し、利用者属性にマッチした商品選定、棚割りの改善、効率化を図る。
また、POSデータのみを参考にした仕入数ではなく、過去の来店者数、天候、気温、降水量等の気象データによる来店者予測から商品別の購入見込数を導き出すことで、機会ロスや廃棄ロスの削減を図る。
さらに、購買データ解析による属性に合わせた新商品等のレコメンド、在庫一斉値下げによる売切り情報など、アプリを介してPUSH通知することで、特定需要者への来店機会創出をサポートする。

スマートストア運営に伴うコンサルティングサービスでは、既存の運営店舗からの切り替えや、新店舗開設時のプロデュースから構築、運営支援等、弊社既存サービスのオフィスコーディネート事業、清掃事業のノウハウを活かしたトータルコーディネートを行う。
なお、店舗での実商品販売以外にも、カタログ、サンプル品等でアプリを介したモバイル機能により、近隣や遠隔店舗と連携したオーダー発注型の仕組みや、スマートフォンなしでも利用可能な仕組みも検討しているのだという。また、将来的には、カメラ映像の解析と重量センサの組み合わせにより、誰がどんな商品を手に取ったかを認識し、自動的に決済が完了する店舗の提供も進めていくとしている。
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