株式会社Photosynth(以下、フォトシンス)とソフトバンク株式会社は、フォトシンスが提供する「Akerun入退室管理システム」と、ソフトバンクが提供する、オフィスビルの利用に関わる様々な機能を一つに集約するアプリケーション「WorkOffice+(ワークオフィスプラス)」を連携したことを発表した。
「Akerun入退室管理システム」は、既存の扉に後付けで導入できる法人向けのクラウド型サービスだ。
スマートフォンやICカードでの施錠・解錠に加え、Web管理ツールやスマートフォンアプリからの入退室履歴の確認、遠隔での施錠・解錠、鍵権限の付与・剥奪など、クラウドを通じた鍵の権限管理や入退室管理が可能になる。
「WorkOffice+」は、オフィスビルの利用に関わる必要な機能を一つに集約したスマートビルアプリケーションだ。
入居者は会議室やデスクの予約、来訪者用のQRコード発行、空調等の設備操作などを行うことができる。また、ビルの管理者はビル内ポイントを活用した収益化や共用部の有効活用、入居者向けの情報発信などを行うことができる。
今回この「Akerun入退室管理システム」と「WorkOffice+」の連携により、利用者は「WorkOffice+」を通じて、Akerunが設置された会議室を予約した際に、会議室前に設置したタブレットに「WorkOffice+」のQRコードを読み込ませることで、会議室を解錠することができる。
また来訪者は、「WorkOffice+」で発行されたQRコードを使って会議室を解錠することができる。
この連携機能は、「WorkOffice+」を通じてすでに利用可能。なお、利用には「Akerun入退室管理システム」と「WorkOffice+」のそれぞれの利用契約が必要だ。
両社は今後、「Akerun入退室管理システム」と「WorkOffice+」の拡販を推進する他、連携の拡充も検討していくとしている。
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