NECプラットフォームズ株式会社は、ICカードを利用した入退管理パッケージソフト「SecureFrontia X plus」の販売を1月26日より開始した。
この新製品は、従来機種「SecureFrontia X」の後継と位置づけられている。従来機種「SecureFrontia X」は、リリースからすでに10年以上が経過しており、Web対応や他システムとの連携を容易にするWebAPI対応が必要とされていたのだという。
そこで、それらの要望に応える形でシステムを刷新した。新製品「SecureFrontia X plus」では、Webブラウザから利用者設定・管理を行うことができ、以前よりも利便性と操作性が強化されている。
さらに、従来比で約6倍の3000扉、約2倍の20万人まで管理が可能となり、大規模な入退管理にも対応する。これにより、オフィスをはじめとするさまざまな施設にセキュアな環境を提供することが可能だ。
「SecureFrontia X plus」の特徴としては、まずWeb対応により専用PCが不要となり、同一ネットワーク内にあるPCであればWebブラウザからアクセス可能だ。これにより、汎用PCで簡単に入退情報の確認や利用者情報の登録・変更ができ、利便性の向上と作業者の負担軽減を実現する。
次に、WebAPI標準装備により各業務システムとの連携を推進する。オフィス内では勤怠システムや人事管理システム、複合機など多様な業務システムが連携しているが、従来機種ではCSVファイルによるデータ連携を実現していた。
そこで、「SecureFrontia X plus」ではWebAPIを導入し、勤怠管理など既存の業務システムと連携することが可能となった。
販売価格は、PC(パソコン)版ライセンスが税別84,000円、SV(サーバ)版ライセンスは税別552,000円で、出荷開始時期は2024年1月26日だ。
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