三菱電機ビルソリューションズ株式会社は、同社が開発したスマートシティ・ビルIoTプラットフォーム「Ville-feuille」を活用した新サービスとして、ビル管理者や就業者向けにスマートフォン専用基盤アプリ「BUILDAYS」を、2024年7月1日にApp StoreとGoogle Playから提供する。
「BUILDAYS」に搭載する機能の第一弾は、ビル内で働く就業者の入退室やエレベーター移動のスマート化を実現する2種類の機能、「三菱スマート入退」と「三菱エレベーター連携」だ。
「三菱スマート入退」は、就業者が同アプリをインストールしたスマートフォンを所持することで、カードリーダに手をかざすと扉の解錠と入退室が可能となる機能だ。なお、利用には三菱統合ビルセキュリティーシステムMELSAFETY-Gが必要だ。
これにより、管理者は就業者の入退室に必要なICカードの発行や手渡し等が不要となり、入退室の管理・運用負担を軽減する。
一方「三菱エレベーター連携」は、事前登録をしておくことで、非接触でエレベータを自動的に呼び出すとともに、登録した目的階へ自動で移動することが可能な機能だ。
利用するエレベータ乗場に近づくと、設置された発信機端末とBluetoothにより通信を行い、エレベータを自動で呼び出す。なお、利用には別途、ELE FIRST-smartもしくはELE FIRST-i plusの保守契約が必要だ。
今後は、ビル内の利便性向上に加え、顧客ニーズの収集や同社および他社アプリベンダ間でのアプリの機能拡充を図るとしている。
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