分譲マンションの建物管理において、業務のアウトソースを目的としたコールセンタの導入は進展しつつあるが、受電以降の業務フローは旧態依然のアナログな形で継続されていることが多い。また、居住者向けポータルを立ち上げたものの、利用状況が芳しくないケースも珍しくないのだという。
そこで株式会社アセットコミュニケーションズは、同社のグループ会社であるZENBU PLUS株式会社と共同で、分譲マンションをスマートに管理するソリューションパッケージ「ZENBU+ Smart Building Solution」の提供を開始した。
「ZENBU+」は、緊急駆けつけサービスを全国で提供し、入居者アプリとコールセンタを通じて、主に賃貸住宅の入居者向けサービスを運用している。
今回、BMクラウドによる建物管理プラットフォームの仕組みと連携し、「ZENBU+Smart Building Solution」を提供する。
具体的には、設備トラブル対応を起点とした「ZENBU+」による「入居者アプリ」「コールセンター」「緊急駆けつけ」とBMクラウドを連動させ、管理会社向けダッシュボード・ネットショップ・契約管理・報告管理・請求管理などの機能を提供する。

コールセンターおよび入居者アプリからの受付履歴は、ダッシュボードで一元管理でき、重要案件を色分けする。さらに、詳細ステータスの報告で何が起きて、今現在どういった状況なのかが確認できるほか、管理組合理事会向けBMレポーティングとしても、履歴一覧から写真付きトラブル報告書までを作成することが可能だ。

また日常清掃や各種点検、修繕工事など建物メンテナンス全般への拡張性も確保しているとのことだ。
なお、同ソリューションは、既存システムや仕組みにアドオンし、1棟からのスモールスタートが可能だ。
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