沖電気工業株式会社(以下、OKI)と丸紅ネットワークソリューションズ株式会社は、スマートビルとスマートフォンとを連携して、従業員の健康的な行動の習慣化を支援する実証実験を、鹿島建設株式会社(以下、鹿島)と共同で行い、オフィス内での運動行動を習慣化させる効果を確認した。
これを受けてOKIは「Wellbit Office」を開発し、クラウドサービスとして提供。丸紅ネットワークがオフィスビル内のセンシングとソリューション化を担当し、8月より販売を開始する。
「Wellbit Office」は、OKIが独自開発した行動変容技術に基づいて、行動の習慣化を支援する行動変容プラットフォーム「Wellbit(ウェルビット)」を利用したサービスだ。
建物内の階段・通路・エレベーターホール・執務室などに設置したセンサから従業員の行動情報をクラウドに収集し、階段利用や歩行、適切な休憩、コミュニケーションなどの健康行動を誘発するメッセージを、OKIが新たに開発したスマートフォンアプリ「GreenUP」(トップ画参照)で従業員に通知する。

また、従業員の健康行動に対するモチベーションの向上や健康行動の継続につなげるためのゲーミフィケーション機能も搭載されている。
なお鹿島は、ファーストユーザとして東京都港区の鹿島KIビルで8月から「Wellbit Office」を導入するとのことだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。