株式会社クレスコ・デジタルテクノロジーズは、不凍型「電磁弁式公衆トイレシステム」を開発・販売している光合金製作所と協業し、公共トイレのIoT化により、トイレ機器利用状況から人流把握ができる「ソーシャルトイレシステム」を開発し、5月20日より販売を開始することを発表した。
「ソーシャルトイレシステム」は、公共トイレ内の各便器や手洗器に設置された水流センサによって、IoTデータを取得することにより、「利用状況の見える化」「故障・異常の検知」「衛生状態の見える化」といった3つの視点で、リアルタイムに公共トイレの利用状況を分析できるものだ。

活用されているアルゴリズムは、トイレの便器や手洗器で水を流す行為が、1人で複数回利用される場合も加味して開発されている。
「ソーシャルトイレシステム」を導入する際は、トイレ(便器)にセンサを取り付け、専用のIoTデバイス「CLIP(Creative LPWA IoT Platform)」を設置する。
「CLIP」には、低消費電力で広範囲をカバーする無線通信「ELTRESTM」が内蔵されており、センシング・トラッキング・通信を行うことができる。
「CLIP」によって取得されたデータは、専用Webアプリケーションにより独自のアルゴリズムをもとに分析される。なお、専用Webアプリケーションは、PCの他、タブレットやスマホにも対応している。
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