昨今、線状降水帯は年々増加傾向で、集中豪雨により河川氾濫のリスクも高まっている。
そうした中、Dahua Technology Japan合同会社は、Dahua水利モニタリング分野専用ネットワークカメラを、2022年12月1日より発売する。
水利モニタリング分野専用カメラは、水位を監視し、自動的に発報することにより危険を知らせる。また、水面の浮遊物検知や不審船舶の特定・追跡するための、ニューラル ネットワーク プロセッサ(NPU)が組み込まれたAI機能も搭載している。

船舶検知アルゴリズムでは船舶の位置を特定するとともに、船の外観、速度、大きさ、航行軌跡などの情報を映し出す。
また、WizMindディープラーニング技術も搭載されており、標準および仮想の水位マーカーを認識することで、水位が制限を超えるとアラームがトリガーされる仕組みで、様々な川のシーンに適応することができる。
さらに、PTZ制御により、デバイスの導入とシーン調整のコストを削減することができる。
加えて、スターライトテクノロジーにより、暗い環境での視認性を高め、鮮明な画像を生成。ズームにより、遠くまで監視することもでき、1km以上の遠距離監視や、監視範囲の拡大、広域化が可能となる。

レンズに雨水が落ちると、水滴センサーが感知し、自動的にワイパーが作動。また、ワイパーを使わずにカメラのクリーニングを行うことも可能だ。
利用シーンは、水産養殖場や河川、貯水池・ダムや海岸線などが挙げられている。
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