キヤノングループ、地図上で高所カメラを操作できる「カメラ地図連携アプライアンス」に新機能を追加

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、地図操作によりカメラ制御を可能とするソリューション「カメラ地図連携アプライアンス」の新機能を、2023年4月11日より提供開始する。

「カメラ地図連携アプライアンス」は、地図操作によりカメラ制御を可能とするソリューションだ。ハードウエア・ソフトウエア一体型のアプライアンスとして提供されている。

キヤノングループ、地図上で高所カメラを操作できる「カメラ地図連携アプライアンス」に新機能を追加
「カメラ地図連携アプライアンス」の概要図

具体的には、地図をクリックすることで見たい場所の映像を取得できたり、地図ソフトウエア上でカメラの撮影方角を把握したりすることができる。

そして今回、新機能として「モバイルデバイス連携」・「外部システム連携」を提供開始する。

「モバイルデバイス連携」は、スマートフォンのカメラで撮影した現場映像と位置情報を、「カメラ地図連携アプライアンス」の地図ソフトウエア上で表示することを可能とする機能だ。

キヤノングループ、地図上で高所カメラを操作できる「カメラ地図連携アプライアンス」に新機能を追加
「モバイルデバイス連携」機能のシステム構成図

これにより、災害現場などの状況把握や、日々の設備保守保全確認、警備業務などが容易になる。また、アプライアンス導入時に高所カメラの有無は問わないため、モバイルデバイス連携のみでのシステム運用も可能だ。

「外部システム連携」は、APIを実装して提供。APIを利用することで、「カメラ地図連携アプライアンス」を経由して、カメラと災害情報、消防指令、気象情報システムなどとの情報連携が可能だ。

キヤノングループ、地図上で高所カメラを操作できる「カメラ地図連携アプライアンス」に新機能を追加
「外部システム連携」機能のシステム構成図
例えば、高所カメラが向いている方向の緯度経度を取得するといったことや、指定した緯度経度の向きに高所カメラを向ける制御ができる。

また、カメラのライブ画像を、解像度を指定して取得することができる。この機能を利用することで、外部システムでカメラ画像を活用した画面を、エンドユーザに提供することが可能だ。

今後は、カメラの向きに合わせて住所を画面上に表示する機能や、ウェアラブルカメラや災害AIとの連携など、カメラと地図を活用した機能の実装を予定している。

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