株式会社NTTデータと東京都町田市は、2023年5月29日に「ジェネレーティブAIの利活用に係る連携協定」を締結した。
今回協定を締結したことにより、NTTデータと町田市は連携し、市民向けオンラインサービスの向上や市役所の業務改革・改善、AI利活用ガイドラインの策定等、スマートシティ実現に向けた取り組みを進めるとしている。
市⺠向けオンラインサービスとしては、町⽥市の市政やオンライン⾏政⼿続に関する市⺠の質問に答える、対話型のAIチャットサービスなどが予定されている。
このAIチャットサービスでは、⽂字だけのやりとりではなく、アバターを⽤いて⾳声や画像で質問・回答することができる。
市役所の業務改⾰・改善に関しては、⽂章や図表の作成・チェック・要約、統計データ分析といった、⽣産性や付加価値を向上できる使い⽅の実証実験が実施される。
利活⽤ガイドラインに関しては、ジェネレーティブAIの情報セキュリティ上のリスクや、誤情報などの不適切なコンテンツを生成してしまうといった懸念事項を考慮し、適切にAIを利活⽤できる統⼀のルールを策定する。
今後は、次世代型ユーザーインターフェイスの検証や学習データの検討、情報セキュリティ確保のためのAI利活⽤ガイドラインの検討などが実施される予定だ。
また、培ったノウハウを踏まえて、全国の自治体へ展開していくのだという。
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