岡谷エレクトロニクス株式会社と株式会社オリエンタルコンサルタンツは共同で、岡谷エレクトロニクスの3D-LiDARを用いた人流計測ソリューションを活用した三溪園入口バス停の混雑状況の可視化を、横浜市の依頼のもと実施した。
三溪園入口バス停の近くには、横浜の観光スポットである日本庭園「三溪園」があり、桜の開花に合わせて周辺の道路は車や人で大混雑する。
そこで横浜市は、混雑時における交通上の課題に対する改善策を検討するにあたり、現在の混雑状況を詳細に把握するため、バス停横トイレの屋上に3D-LiDARを設置して、バス停の滞留人数及びバス停前の道路の横断者数を計測した。

その結果、バス停の滞留人数は当日ピークの13:45~14:00で、72人と滞留が確認された。
また、道路横断者も測定時間の6時間で、延べ144人となった。

今回の測定により、混雑状況や滞留時間を数値化、データ化することができ、今後の対策や提案のエビデンスを得ることができたとしている。
加えて、道路の横断といった危険インシデントも可視化することができた。今後、計測データをもとに、バス停周辺の安全策の検討も行われていく予定だ。
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