トーセイコーポレーション、AIによる交通誘導警備の「実現性検証プログラム」を静岡県で実施

交通誘導警備に必要とされる業者数の推移は、2008年以降増加傾向にある一方、警備業を含む保安職業の有効求人倍率は、慢性的に厳しい状況が続いているのだという。

こうした中、株式会社トーセイコーポレーションは、道路工事現場において、AIが警備員に代わって交通誘導を行う「KB-eye(ケイビーアイ)for交通制御」のデモンストレーションを、2023年8月28日に静岡県内で実施することを発表した。

「KB-eye for 交通制御」は、警備員の代わりにAIが片側交互通行の誘導警備を行うシステムだ。

現場の各道路に設置することで、自動的に交通誘導警備を開始する。

具体的には、車両の通過状況や周辺の渋滞情報を自動的に取得する事で、適切な信号切替のタイミングをAIが判断し、通行車両を誘導する。

イレギュラーな誘導が必要な場合は、警備員(有資格オペレーター)がリモコン操作で両端の信号を制御することができる。

トーセイコーポレーション、AIによる交通誘導警備の「実現性検証プログラム」を静岡県で実施
「KB-eye for 交通制御」の概要図

トーセイコーポレーションは今回のデモンストレーションを通じて、静岡県内での認可を目指すとしている。

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