株式会社DX スコープ、一般社団法人佐渡観光交流機構、サンフロンティア佐渡株式会社は、関東経済産業局と連携し、dotBravo株式会社が開発した「AI 機能」と「Wi-Fi 機能」搭載の望遠鏡「dXscope(ディエックススコープ)」を活用した観光DXの実証実験を、新潟県・佐渡で2023年10月7日より開始することを発表した。
「dXscope」は、40倍の光学ズーム機能を搭載した望遠鏡だ。観た景色はスマートフォンに保存可能で、保存した映像はシェアすることができる。また、オプションとして、地名や施設名をテキストで紹介するAI機能も用意されている。
今回の実証実験では、「dXscope」のデジタル機能を活用し、利用者のデータを一定期間収集・分析することで、国内外観光客(特に訪日外国人観光客)の実態を把握し、今後の観光事業戦略への利活用の可能性を検証する。
調査方法は、2か所に設置された「dXscope」の利用者を対象としたアンケートを実施し、その結果を分析する。
実証実験中、利用者は「dXscope」の画面に表記されるQRコードを自分のスマートフォンでスキャンし、アンケートに回答することで、「dXscope」の利用料金が無料となる。
アンケートの内容は、「国籍・地域」「性別」「年代」を予定しており、アンケートは日本語・英語・簡体字・繁体字に対応している。
調査結果は、実証実験期間終了後に、アンケート結果を収集・分析し、10月26日~29日にインテックス大阪(大阪府大阪市)で開催される「ツーリズムEXPOジャパン」の佐渡観光交流機構ブース内にて、実機の展示と実証実験の調査速報を公表する予定だ。
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