SCC、観光地のポイ捨て対策サービス「TrashMap」の実証実験を実施

観光地では、「ゴミ回収のペースが間に合わない」「ゴミ回収の人手を確保できない」「業者などの回収費用を捻出することができない」などの事情で、十分なゴミ箱が設置されておらず、ゴミのポイ捨てが問題となっている。

こうした中、株式会社エスシーシー(以下、SCC)は、埼玉県川越市で開催される川越まつりにて、ポイ捨て削減サービス「TrashMap(トラッシュマップ)」の実証実験を、株式会社セイビ堂の協力の元2023年10月14日、15日に実施する。

「TrashMap」は、専用のIoTゴミ箱を設置し、その位置情報や捨てられるゴミの種類などをWEB上で検索できるサービスだ。

また、ゴミ箱にはデジタルサイネージを搭載しており、スポンサー企業の広告に加え、最寄りの観光情報などを掲示する広告事業を営むことができる。

SCC、観光地のポイ捨て対策サービス「TrashMap」の実証実験を実施
「TrashMap」の概要図

今回実施される検証では、WEB機能の検証は行わずに、ゴミ箱本体の機能検証を中心に実施する。計3台のIoTゴミ箱を設置し、ゴミの排出量などの調査、およびゴミ箱に搭載する諸機能の検証を行うと共に、川越市での広告価値の検証などを行う。

SCC、観光地のポイ捨て対策サービス「TrashMap」の実証実験を実施
実証実験の概要図

今後は、11月下旬に2回目の実証実験を埼玉県川越市にて行う計画だ。そこでは、WEBサービスも含めた「TrashMap」の全サービスを検証することで改良点を洗い出し、2024年4月を目途にプロダクトリリースを行う予定だ。

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