みずほ銀行とBlue Lab、ブロックチェーンを活用し地域とのつながりを提供する「LocoViz」を用いた実証を開始

少子高齢化・人口減少により、地域づくりの担い手不足が加速する中、「関係人口」と呼ばれる、特定地域に愛着を持って関わりを持つ地域外の人材へ期待が寄せられている。

一方、関係人口による地域との関わり方は多種多様であり、その存在を地域側で把握することは難しいため、関係人口と地域とのつながりを維持・深化することが困難となっていた。

こうした中、株式会社みずほ銀行と株式会社 Blue Labは、地域において新しいつながりを提供するサービス「LocoViz(ロコヴィズ)」を活用した実証実験を、2023年11月より開始する。

「LocoViz」は、ブロックチェーンなどの技術を用いて、必要な情報だけを必要な範囲で共有することができるIDの仕組みである「DID」を活用し、愛着を持った地域との関わりの履歴情報等を本人が管理し、当該地域へ提供することで、地域との新しいつながりを提供する、Blue Labが開発したサービスだ。

地域産品の購入やイベント参加等の関わった履歴を登録することで、ファン自身で一元的に管理することができる。また、登録した履歴情報を、関わりを持つ当該地域へ提供することで、自身のファン度合いをアピールすることが可能だ。

当該地域側は、ファンから提供された情報から、自地域と関わりを持つファンを把握できる。また、イベントを指定し、イベント参加者のその後の行動を把握することで、イベントやイベントを通した地域のPR効果を、実際のデータから分析することが可能だ。

また、当該地域側は、自地域でのオススメ・お得な情報やイベント情報を、サービスを利用するファン全員、もしくは提供された情報に基づいて、個々人向けにパーソナライズして届けることができる。

みずほ銀行とBlue Lab、ブロックチェーンを活用し地域とのつながりを提供する「LocoViz」を用いた実証を開始
「LocoViz」の特徴

今回の実証実験では、青森県南部町の協力の下、「LocoViz」を用いてファンエンゲージメント強化を目指す。

実証実験では、青森県南部町とすでに関わりを持つ、南部町のファンへ「LocoViz」を公開する。南部町のファンが登録・提供した南部町との関わりの履歴情報などを踏まえ、南部町からファンへ、パーソナライズされたオススメ・お得な情報を提供する。

これらのやり取りを通じ、南部町ファンによるエンゲージメント向上や更なる関わりの増加につながるかを検証する。

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